タッチアップペンでKUMA5300の傷を補修することにしました。
タッチアップペンは本来車の細かい傷を治す(隠す?)ためのものですが、当然自転車にも使えます。
車やバイク用に使えるので、自転車用としても十分すぎるほどの品質。
タッチアップペン1本あたりの値段も高くはないので、自転車の傷が気になる人は、試してみても良いんじゃないでしょうか。

チェレステカラーのタッチペンを探す



使う色は黒とチェレステ。
チェレステはBianchiのシンボルカラーですが、なかなか合う色は売っていません。
ただ近い色は有るらしくそれがこちら。
Holts(ホルツ) 補修ペン カラータッチ トヨタ(T-47) 764 ライトアクアメタリック [HTRC3]

他には黒
ソフト99 99工房 タッチアップペン トヨタ ♯202 ブラック


タッチペンで傷を補修するも大失敗



補修する前はこんな感じ。
a92305e9.jpg
3d876a65.jpg
d3dffbb5.jpg
4d69bdd0.jpg


で、何も考えずタッチアップペンを使って、キャップに付いている筆で傷に色を塗ろうとしたら量が多すぎて垂れてしまいました。
慌ててウェスで拭きましたが、塗料なので無残にも汚れが広がってしまいました。
cb223c79.jpg


いくら拭いてもどうにもならないので、諦めて他の傷を補修しました。
今度は垂れないように、少なめでヤってみましたがタッチアップペンは筆が太すぎるらしく、ネットの情報では誰がヤっても失敗するとのこと。

で、他の傷跡も無残なことに・・・
ff00e107.jpg
a964fefc.jpg
ad5a0714.jpg
8d848e74.jpg


さすがにここまで酷いと見て見ぬふりをすることもできず、ネットで情報を集める。
タッチアップペンで失敗しても塗料を拭き取ることはできるが、その際に必要なのはラッカー薄め液
純正のもありますがソフト99 99工房 エアータッチ 専用 やり直しスプレー 、更に高い。




タッチペンで汚くなった所をラッカー薄め液を使って塗料を落とす




この日は諦めてサイクリングに行きました。
その途中でホームセンターに寄って、ラッカー薄め液を探していると、興味深いものを発見。
それはプラモ用のMR.カラー うすめ液
何より嬉しかったのはその値段。
税抜きでわずか170円。
自転車に使うのは大した量じゃないので、それ程多くの量は必要ありません。
ただ問題はMr.カラー うすめ液はタッチアップペン用に使って問題ないのか?
スマホで多少調べましたが結論は出ず、家に帰ってから調べることにしました。

で、調べてみると問題が有る、との意見もありましたが結構な数の問題ないという意見が目立ちました。
結局170円の魅力に負けて今日の朝にホームセンターへ行き購入。

激安ラッカー薄め液はこちら
63792824.jpg


小さそうに見えますが結構な量があります。
自転車の補修に使うには充分すぎる量が有るので、小を選択。

で、試してみました。
結果は簡単に落ちました!!!。

結論
タッチアップペンで失敗してもラッカー薄め液をつかえば大丈夫。
ラッカー薄め液は純正の高いやつでは無くて、プラモ用のMr.カラーうすめ液で充分すぎる。

ラッカー薄め液を使う前
ad5a0714.jpg


使用後
2ca0b053.jpg


使用前
ff00e107.jpg


使用後
fc7732db.jpg


注意することはラッカー薄め液で拭く時は必ずウェスにつけてる。
拭いたウェスはすぐ汚れるので、汚れたところでふきつづけない。
1か所拭いたら、必ずウェスの別の場所にラッカー薄め液を再度付けて、きれいな場所で拭くのを繰り返す。
これぐらいですね。
全然難しくないです。

今度は爪楊枝を使って、タッチペンを塗る



で、再度傷の補修に挑戦。
今回は、筆ではなく爪楊枝の先に少しだけ塗料を付けて、塗料を置くようにしました(ネットで見たやり方です)
結果はこちら
c1ca3d17.jpg
22d3ac39.jpg


まあ、多少汚いですが今回の目的は見た目よりも傷の保護を目的にしているのでこれで充分だと思います。




タッチペンで塗った後にコンパウンドで塗装面を平らにしてみる。



マウンテンバイクの錆取りの為にコンパウンドを購入したので、タッチペンで塗装した部分をコンパウンドを使って見ることにしました。

購入したコンパウンドは99工房のコンパウンドトライアルセット。
自転車の傷は小さいのでこれでも多いぐらいです。

細め
中細
極細
のクリームが入っています。

使い方は
細めで削って、中細で整えてフラットにする、極細で傷を消す。
らしいです。

コンパウンドクリームに使う布やスポンジは、一つの布やスポンジで複数の種類のコンパウンドを使うのは厳禁だそうです。
複数のコンパウンドクリームには、複数の布やスポンジ。
極細で処理するはずのスポンジに、細めのコンパウンドクリームが付いていたら傷だらけになってしまいますからね。
そこは仕方がありません。


O6265085


コンパウンドを使うには専用のスポンジを買ったほうがいいんですが、ちょっと値段がお高めだったので、100円ショップで買った眼鏡拭き用の布で代用。
これでも普通にコンパウンド処理ができました。

まず、以前塗った部分をコンパウンドで処理して、タッチペンで塗装した部分の周りを綺麗にします。



P8250020


P8250022


P8250024



マウンテンバイクの傷にタッチペンで再度塗装。


P8250055


P8250052


P8250050


汚いですが、コンパウンドがあるので全然問題ありません。
少しずつ進歩しています。

普通はタッチペンを塗った後に1周間ほど乾かすのがいいそうですが、この日は1時間ほど乾かした後に再コンパウンド。

最初は塗装面を守るために極細でコンパウンドしてみましたが、全然タッチペンの塗料が落ちないので、中細を使うもやはりタッチペンの塗料が落ちにくい。
細めでタッチペンの塗料をコンパウンドしたら、簡単にタッチペンの塗料が落ちるようになりました。
細めでも、マウンテンバイクの元からの塗装面に傷は付かないかな・・・。
まあ、傷が付いても極細のコンパウンドで傷を消せれるから良いけど。

P8250064


P8250068


結構綺麗になりました。

後日、コンパウンド用のスポンジを購入して、再コンパウンド。
コンパウンド用のスポンジを2つに分けて、中細、極細のコンパウンドクリームを使い分けます。
割ったコンパウンド用スポンジ。
ハサミで切ったので、切り口が汚い(笑)
黒い部分にコンパウンドクリームを付けて使います。


P9050058


P9050064


P9050067



コンパウンドで削る前。

P9050082


P9050086


コンパウンドで削った後。

P9050090


P9050093


正直、メガネ拭き用の布を使った後との違いがわからない・・・(笑)
メガネ拭きの方が値段が安いし、使い分けられるしで優秀なような。
車のように大きい面積の傷を消す時は、コンパウンド専用スポンジの方が良いんだろうか?

今回のブログで使った商品



Holts(ホルツ) 補修ペン カラータッチ トヨタ(T-47) 764 ライトアクアメタリック [HTRC3]

ソフト99 99工房 タッチアップペン トヨタ ♯202 ブラック

ラッカー薄め液

ソフト99 99工房 エアータッチ 専用 やり直しスプレー

Mr.カラーうすめ液

自転車の掃除に使う布は使い捨てタイプのウェスを使ったほうが便利ですよ。
使い捨てウェスなら、機械油汚れが付いた布を洗う必要もないし、いらない布を準備する必要もありません。
他に自転車をいじった後に油や汚れが付いた後に、手を洗う必要がありますが、洗った後に手を拭くのにも便利。
普通の布だと油汚れが付きますが、使い捨てウェスなら汚れたら捨てれば良いだけ。
家族持ちだとタオルを油汚れで真っ黒にしたら大変です。


SCOTT Shop Towels ブルーロールの方は、たまに600円を越えていることがありますが、普通は300円で買えます。
高い時に買わないように注意してください。
ワイプオールの方はかなり頑丈です。
自分は細くハサミで切って、スプロケット(後ろのタイヤに付いているチェーンが付いている歯車)
の間の掃除に使っています。


日本製紙クレシア ワイプオール X70 不織布ワイパー レギュラー 335×343mm 四つ折り (50枚入り)

SCOTT Shop Towels ブルーロール 55枚


油汚れを簡単に落とすためのハンドソープ。

AZ(エーゼット) 洗いま専科 300g (ハンドクリーナー・手洗い石鹸)


99工房 コンパウンドトライアルセット 25gx3種

99工房 コンパウンド専用スポンジ



自転車ロゴシールを作ってくれるサイトがあるので、ここで注文して自転車の傷をステッカーで隠すのも良いかもね。




追記
自転車にスタンドを付けていたら、傷だらけになって塗装が剥がれてしまったので、タッチアップペンで塗装した

マウンテンバイクのフロントフォークの錆を、真鍮ブラシと99工房のコンパウンドと紙やすりで錆取りしました。



MTBのフロントフォークの錆取り2。電動ドライバーと軸付き砥石で簡単に錆を取ることができた。